こんにちは。プロデューサーのまさです。
先日、読響の地方公演を聴きに行ってきました! アクロス福岡(12/6)、スターピア下松(12/7)での公演です。
指揮は読響特別客演指揮者の“炎のコバケン”小林研一郎さん。
まさに火の出るような「ルスランとリュドミラ」にはじまり、メインはブラームスの交響曲第1番。重厚な読響サウンドに、コバケンさんならではの情熱的な“仕掛け”が施された、テンション上がりまくりのブラ1! いやぁ凄かったです!!
個人的な感覚ですが、ブラームスでヴィオラが前傾姿勢で音楽を作ってくれるって、ワクワクします。そういった意味でも内声の魅力を存分に味わえる「読響のブラームス」は大好物です!!
そしてこの下松での演奏会で首席コントラバスの星さんがラストステージ。学生時代に先生のご指導をいただき、日テレ入社後もずっと演奏を撮り続けてきた自分にとって、忘れがたい演奏会となりました。福岡公演の合間には、右手の親指の使い方について話を聞かせてくださるなど、まだまだプレイヤー魂溢れる星先生。今度はフリーのバス弾きとして、また指導者として活動なさるとのこと、ますますのご活躍をお祈りしています。
今回は他にも色んな方と楽しい雑談をする機会がありました。
首席トロンボーンの山下さんから伺うアルトトロンボーンの楽器発注の話、首席ヴァイオリン・清滝さんから伺うマーラー交響曲第5番でのセカンドヴァイオリンの難しさ、ヴァイオリンの望月さんや高木さんから伺う読響のヒミツなどなど…。東京に居るだけでは得られない貴重な体験です。
また、今回のツアーのアンコール曲「ダニーボーイ」は、2011年の師走に相応しく“祈り”に満ちた演奏。会場では涙を拭うお客様の姿が多く見られ、音楽の持つ力を感じることが出来ました。
ぜひまた読響の地方公演に行こうと思います。違う土地で聴く読響の演奏は一味もふた味も違います。そして終演後は土地土地の美味しいもので演奏会の余韻に浸る・・・。至福の時間を堪能できること間違いありません。
