いつも読売日本交響楽団ならびに「読響シンフォニックライブ」を応援いただきありがとうござます。
さて、古市幸子アナウンサーの異動により空席となっていた番組の司会者ですが、この度、新しい司会者が決定いたしましたので、ご報告させていただきます。
松井咲子さん、21歳。
AKB48・チームKのメンバーとして活躍中。
そして、東京音楽大学の器楽科ピアノ専攻4年生という現役音大生です。
先日、川崎市にある読響練習所に初訪問。
そこで楽団員の皆さんと初めて顔合わせし、ご挨拶をした松井さん。いつもと勝手の違う雰囲気にかなり緊張気味の様子でした。
続くリハーサルでは、オケの間近でその様子を見学。名曲「展覧会の絵」の練習が進み、音楽が形作られていく様子を、真剣な眼差しで見つめていました。
松井さん曰く「普段の舞台で演奏している時とは違い、私服で演奏なさっているのが不思議な感じでした。最初の練習からすごく素晴らしい演奏で、1人1人が素晴らしい音楽家の皆さんなのだと改めて感じましたし、意外だったのは、笑顔で演奏している方も多くて、『読響ってとても楽しそう!』というのを感じました」とのこと。
このあと行われた指揮者・藤岡幸夫さんへのインタビューでは、自身の経験や感想を交えながら質問を繰り出すなど、『読響とお茶の間のかけはし』となる意欲がとても伝わってきます。
「音大生ではあるけれど、決してオーケストラには詳しくない」と語る松井さん。
「この番組を通じ、自分自身がもっと音楽に興味を持ち、もっとクラシックに詳しくなって、見ている皆さんにもオーケストラを深く楽しんでもらえるようになれば」と仰っていました。
私たち番組スタッフは、そんな松井さんの音楽への真摯な姿勢を通して、これまで以上にオーケストラに興味深く接していただけるよう番組作りに励んでいきたいと思っています。そして、この番組で「読響の音楽の素晴らしさ」をもっともっと感じていただけるよう、松井さんと一緒に頑張っていきたいと考えています。
松井さんが登場するのは8月の放送分から。
9月放送分では、前述の指揮者・藤岡幸夫さんのインタビューも放送されます。
人気アイドルの方に司会を任せる事を不安に思われる方もきっと居られることと思いますが、その不安を良い意味でしっかり裏切って参る所存ですので、どうぞ引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。
「読響シンフォニックライブ」制作スタッフ一同
